2017年10月31日

マルイ グロック17 co2仕様 機関部情報公開

マルイ グロック17 co2仕様  機関部情報公開
コメントでco2化を頑張っている方が居ることがわかったので公開していなかった(はず)の機関部の仕様及び改修部を画像を元に公開します。
これからの季節、いよいよ本領を発揮するであろうco2ハンドガンの使用者が増えることを期待して…

1.ローディングノズルの比較
マルイ グロック17 co2仕様  機関部情報公開
上から前回のWスプリング仕様、今回のシングルスプリング仕様、バトン未使用品です。Wスプリング仕様は裏側にクラックが入っています。消耗による劣化だと思われます。
2.Wスプリング仕様の改修点
マルイ グロック17 co2仕様  機関部情報公開
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上がWスプリング仕様、下が未使用品です。
因みにここに出てくるスプリングはローディングノズルを後退させる為のリターンスプリングを指します。赤い矢印の部分が大きく削られているのがわかるでしょうか?ここを削ることでリターンスプリングを2本に出来ます。スプリングはマルイノーマルを2本入れていました。現在はローディングノズルと同時に疲弊した為ジャンク品になってます。スプリングを2本にする最大の利点はノズルの後退が安定することでした。co2の強力な圧に負けず更にローディングノズルの後退時の姿勢が安定する為ノズルが噛み込むのを防止出来ました。
3.シングルスプリング仕様
マルイ グロック17 co2仕様  機関部情報公開
マルイ グロック17 co2仕様  機関部情報公開
下が現在のシングルスプリング仕様です。青い矢印がWスプリング仕様で完全に除去された部分です。上の未使用品同様に残っているのがわかります。改修点は赤い矢印の部分です。ここを斜めに削ってあります。本来この部分でローディングノズルの前進し過ぎを防ぐのですがそのままだとハウジングに噛み込んでしまいます。この状態でもローディングノズルはしっかり止まります。スプリングは1本ですがノーマル比130%の物を使用しています。青矢印のところでノズルの姿勢を安定させ、強化したスプリングでガス圧に対抗します。
4.もう一つの改修
マルイ グロック17 co2仕様  機関部情報公開
先程と同じ順番です。この部分も噛み込むので斜めに削ってあります。W仕様より削りが浅くなっているのがわかるでしょうか?

これが現在のG17の仕様です。あくまでマルイのノーマルハウジングに合わせる為の改修ですので他社のハウジングでは改修点が変わってくるかもしれません。また、このローディングノズルにはまるピストンカップはガーダーの強化品です。ガーダーはKWC MiniUZI用にも同じようなカップを販売しておりco2の低温にも耐えると謳っていますのでこれもそうなのかもしれません。

以上がグロック機関部の主な改修点です。
案外地味なんです(^^;
ですがコレをしないと噛み込むのでノズルの寿命が縮まったり、最悪破損にもなります。バトンノズルを使用する際の参考になれば幸いです(^_-)

それでは(`・ω・´)キリッ

Posted by マタギのマツ  at 12:04 │Comments(6)

この記事へのコメント
バトン製を マルイ純正に組み込みまsたが ノズルが前進しすぎ
スライド閉鎖不良がおこりました 私は ハウジングに ノズルの引っ掛かりが
損傷のため 適正な位置にとどまることが 不可能となり
ノズル先端が チェンバ-パッキンに食い込み スライドが戻らなくなり閉鎖不良になっつたのでは?再購入をして バトン製ハウジングも 同時交換して wスプリングに
しようか?ご意見 お願いします 
Posted by madmax at 2017年11月01日 10:58
コメントありがとうございますm(__)m
先日の方もやはり同じようなことを書いていらっしゃいましたね(*´ω`*)
僕の場合は初期にノズルがハウジングに干渉して閉鎖不良というのが多かったのでそれと近い症状なのでしょうかねぇ(^^;
とてもアナログな解決法なのですが、先ず、純正のローディングノズルを組んでスライドのどこで止まっているかを確認してみましょう。バトンノズルも純正と同じ位置で止まっているなら正常です。また、ストップする位置までにスムーズに動かないならその原因を取り除きスムーズに動くようにしてみましょう。ハウジング内のピストンカップ等が戻る時に干渉すると別のトラブルが起きます。GBBの作動システムはバランスが大事です。ちょっとずつ動かしながら悪さをしているところを改修していく根気と地味な作業の連続です。全部を組み、スライドを動かす時にどこかが当たって渋くなったり、抵抗が強いところがあるだけで部品が破損したり作動不良の原因になります。もう一度全体の作動を確認して見ることをおすすめします。頑張ってください(`・ω・´)ゝ
Posted by マタギのマツマタギのマツ at 2017年11月01日 16:14
コメントありがとうございます 今日 再購入の ノズルが届き予定です。マルイ純正も 破損後の バトン製も 止まる位置は おなじです ポイントは バトン製も ノズルの 角を 研磨するが ポイントでしょうか?
Posted by madmax at 2017年11月02日 08:05
そうですね(^_-)ローディングノズルが干渉しないように実際に動かしながらゆっくりやると失敗しないと思います(^_-)スムーズに動き干渉しなければリターンスプリングの強度は動きを見ながら選ぶのが良いでしょう(^_-)また、ローディングノズルは消耗品と考え予備をストックしておくことをおすすめします(*´ω`*)
Posted by マタギのマツマタギのマツ at 2017年11月02日 09:45
バトン製ローデングノズル ハウジングセット組み込みしましたが やはり 何回が 試射しているうちに ローデングノズルの角が 摩耗というか かけ始めます マガジンネット購入したAPS製のもの! アルミの ローデングノズル交換も 視野に入れてみましたが 規制に 触れてはと! 考え中です やはり マルイグロック組み込み自体 ⁇
Posted by madmax at 2017年11月06日 12:10
お疲れ様です。
部品が欠けるということはその部品の想定以上に負荷がかかっているということではないでしょうか?
僕のグロックはマルイノーマルと比較すれば重量もスプリングのレートも強くなっていますからフロンならよほど温めないと作動は難しいと思われます。
つまり、マルイノーマルと同等の負荷だとパワーが余ってしまっているのではないかと。マルイノーマルのハンマースプリングを強化したのみでco2マガジンを使用すると同じようにローディングノズルが破損します。
あとは微量ながら、マガジンの放出バルブを締めこむという手段もありますが、多少の初速調整という程度の効果です。

参考になれば幸いです。
頑張ってください(^_-)
Posted by マタギのマツマタギのマツ at 2017年11月06日 14:59
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